作った自分
母の両親は世間体を気にする。
勉強勉強とうるさかった。
だけど母と暮らす事に比べるとましだった。
でも私は勉強ができない。
中学のときしてこなかったから。
学年で最下位だった。
部活はまた吹奏楽を選んだ
だけど思ってたのと違ってすぐ辞めた。
それからはまた勉強もせず
友達や男と遊びまくった。
16歳の夏私は今の夫と出会った。
夫もネットで知り合った。
いままで付き合った男の人とは違うかった。
毎日学校が終わってからデートをした。
心の拠り所がなかった私は彼に依存した
毎日会わないと気が済まなかった。
彼と居てるときの自分が本当の自分だった。
祖父と祖母に見せる
良い子
の私は私じゃなかった。
祖母が口癖のように言う、
あんたはお母さんと違って賢いからね
それがしんどくて爆発した。
父にメールで私はどこに行っても自由がないと言った。
私は彼と同棲をする為に
実家に荷物を取りに行った。
彼に車で家の近くで待っててもらい
母には電車で来たと言って
荷物を持って出たがその後を母が見ていてバレた。