doku91’s diary

母の呪縛から逃れたい

暴走

16歳の冬

彼は私と暮らすための家を借りてくれた。

築5年くらいのキレイなアパートの2階。

一緒にカーテンを選んだりソファを買いに行ったり

彼の為にご飯を作ったり幸せを感じた。

 

母は警察に電話をした。

娘が誘拐されたと。

彼の会社にも電話をした。

娘を誘拐したと。

 

母から連絡が来て

家に彼と行った

母が包丁を振り回して発狂してた。

怖くはない、気持ち悪い。

ドン引き。

母に対してはいつもそんな感情だった。

 

そこに警察が来た。

私が母は病気で、私と彼はお互いの同意があって

交際してることを説明すると警察は帰った。

警察も顔見知りだ。

母は何かあるとすぐに警察沙汰にする。

死ぬとか殺すとか殺されるとか

だから警察の方もまたあなたですかー。

って感じだった。

 

その日はなんとかアパートに帰って

後日また母に会いに行った。

母は私の学費を彼に払わせた。

毎月3万5千円要求した。

彼は毎月払ってくれた。

 

それからも母はしょっちゅう鬼電してくる。

出れば罵詈雑言。

離れてもストレスは溜まった。