受験
中学3年生になって
進路を考えなくてはいけなくなった。
どうでもよかった。
父が決めた高校に行く事にした。
母が勝手に家庭教師を雇った。
とにかく人がウザかった私は
家庭教師の当時20歳の男性に
反発しまくった。
今となっては笑える。
ごめんね、お兄さん。
母が普通のときは普通に会話していたし
常に機嫌が悪くならないように
顔色を伺いながら接していた。
父が仕事から帰って来るまでの時間が辛かった。
母は父の会社にも電話をして
帰って来させたりもした。
私に電話を掛けさせるときもあった。
高校に入ったらばあばの家から通う。
私は中学卒業前くらいから
ずっとそう言っていた。