doku91’s diary

母の呪縛から逃れたい

私は望まれたのか

母はきっと逃げ場が欲しかっただけ

結婚する人は誰でも良かった

とにかく家から出たかった

捻くれてるのか私はそう思う。

 

母の父は昔ながらの頑固オヤジで

母には背を向けてしか話さない

何事にも父の許可が必要だった

門限も厳しく結婚も簡単に許してもらえなかった

 

 

 

母は出産後里帰りをした。

それがまた新たな毒を作った。

 

赤子が泣くと

うるさい!

と母の父は怒鳴った。

それが恐くて恐くて

母は少しの泣き声でも

ビクビク怯えて育児ノイローゼになった。

 

早々に里帰りをやめて

自宅に戻り

一人で子育てをした

ストレスからは母乳は出ず

泣けばミルク泣けばミルク…

 

 

それでも数少ない私の幼少期の頃の写真に写る

母は笑顔だった。